便秘とは本来、体外に排出すべき便を十分量かつ快適に排出できない状態と定義されます。いつもの便秘と思っていて実は大腸がんの症状であることがあり注意が必要です。
便秘でまず否定する必要がある病気は大腸がんになります。高齢になると水分不足や運動不足など生活習慣の変化もあり便秘になるため、それが原因と決めつけがちですが、大腸がんによる腸閉塞の初期症状であることがあります。
下記の症状がある場合は緊急性があるので早めに医療機関を受診してください
レントゲンで腸閉塞、大腸カメラにて大腸がんの否定を行います。
大腸がんを否定した上で、便秘の治療を開始します。
近年便秘薬は様々な薬が出てきております。市販の薬を飲まないと便が出ない、自分の力で便が出ないという方も、うまく薬を調整することで現在の生活よりも楽になる可能性があります。お気軽にご相談ください。