一般的なB型肝炎、C型肝炎というウイルス性肝炎が多くを占めますが、他に自己免疫製肝炎、脂肪肝、薬剤性、原因不明など多岐に渡ります。

多くは無症状で肝硬変まで進展すると倦怠感、食欲低下、黄疸、腹部膨満感などの症状が出る場合があります。
肝硬変まで進行すると肝がんの合併を認めることがあります。

B型肝炎、C型肝炎は血液検査にて診断可能です。
自己免疫性肝炎も血液検査にてある程度判断可能ですが、肝生検が必要になる場合があります。
脂肪肝と自己免疫性肝炎の鑑別は時に困難で脂肪肝を合併した自己免疫性肝炎の方もいらっしゃるので注意が必要です。
薬剤性も診断が困難な場合が多く、一般的な薬に加え、漢方やサプリメントでも起こすと言われています。
各種検査をしても不明な場合もあります。