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胃がん

胃がんとは

日本は欧米と比較して胃がんの発症率が高く、がんによる死亡原因としても上位を占めていました。胃がんの原因の一つであるピロリ菌の除菌やバリウムや胃カメラによる胃がんの早期発見により内視鏡治療や手術により治癒ができる病気になってきていますが、治療ができない状態で発見される方もいます。
内視鏡治療ができる段階で見つけるにはいかに症状のない段階で質の高い検査を受けるかにかかっています。内視鏡治療ができる段階で発見するには、いかに症状のない段階で質の高い検査を受けるかにかかっています。早期の胃がんとは図のようなT1aとT1bのものを言い、T1aとT1bの一部は内視鏡での治療(ESD:内視鏡的粘膜下層剥離術))が可能です。当院は、胃がんを内視鏡治療ができる段階で早期発見することを目標としています。この段階で発見できればESDにより治癒することが可能で、胃を温存して治療が可能になります。
早期の胃がんの見た目は様々ありますが、一見正常のように見えるものがほとんどです。当院は胃がんに対するESDを施行してきた内視鏡専門医による検査やオリンパス社の最新次世代内視鏡システム『EVIS X1』を導入することにより微細な病変を見落とすことなく発見するように心がけています。
また鎮静剤を使用することにより眠っている状態で検査を行い、経鼻内視鏡では観察しにくい噴門や小弯についてもしっかりと観察するため、通常の経口スコープの使用により精度の高い検査が可能になっております。
胃癌早期発見のために定期的に胃カメラを受けましょう。

深達度の分類図
T1:胃がんが粘膜にとどまっている
T1b:胃がんが粘膜下層にとどまっている
T2:胃がんが固有筋層に入り込んでいる、あるいは浸潤している
T3:胃がんが固有筋層を超えて漿膜下層に浸潤している
T4a:胃がんが漿膜を超えて胃の表面に出ている
T4b:胃がんが胃の表面に出た上、他の臓器に及んでいる
胃がんのできやすい部位
胃がんのできやすい部位
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